屋形船東京都協同組合オフィシャルサイト。国内で唯一、国交省関東運輸局の認可を受けた東京の屋形船の組合です。屋形船コンシェルジェがあなたの屋形船探しのお手伝いをいたします。

組合案内

組合の取り組み

屋形船東京都協同組合は、現在36の屋形船事業者が加盟しています。私どもは「災害訓練」、「震災時の支援」その他ボランティア活動にも積極的に参加してまいります。
2011年4月9日(土)10日(日)「元気で行こう!」第1弾 屋形船義援金周遊レポート
2011 東京マラソン応援と一般応援者のゴールへの無料搬送
今年は天気にも恵まれて、最高のマラソン日和になりました。
10時から15時の間、計8便約480名様のお客様にご乗船いただき大反響の中、無事終了いたしました。これも各関係者の皆様のご理解とご協力のお陰だと思っております。
午前中の便は人数があまり集まらず、少し心配いたしましたが、午後から最終便に掛けては、ご乗船をお断りしなければならないほどのお客様にお集まりいただきました。 楽しみにしていただいたにもかかわらず、ご乗船のかなわなかった皆様には大変御迷惑をお掛けいたしました。
また、今年が初めての試みであった為不手際がございました事を心よりお詫び申し上げます。 今回の事を資料といたしまして災害時の帰宅困難者支援に役立ててまいりたいと思います。
屋形船東京都協同組合は、今後も他の組合との連携を図り、要請があれば各災害時訓練活動にも積極的に参加していくことを考えております。

2009 東京マラソン応援と一般応援者のゴールへの無料搬送

<マラソンは美しい!>
東京で生まれ東京で育ちン十余年、これまで幾多のシティマラソンやら駅伝に出くわす機会はあったけれど、衆人をかき分けへし分けし街道に出で、応援声援しなかったのは、「コースはすぐそこだけれど……べつに行かんでもねえ。TV中継の方がよくわかって楽し」。
しかーし今回、レポする都合もあって、初めて生マラソンを目の当たりにし、「べつに……」、「とくに……」、「TV中継で…」を、全面撤回いたします。
カメラを据えたのは当組合応援団が陣を張る30km地点の浅草橋。
10時40分。日本橋方向からトップグループがチラと見え、みるみる迫って来る、どんどん迫って来る。ファインダー越しにゼッケン<1>の招待選手と20名ほどのランナーを現認したとき「おおおっ!!!!!!!!!!」。このカンドーは、なんでしょ。
ランナーの気迫、速さ、彼らのもつエネルギーというか、単純ながらその「力強く走る」という見事さに圧倒され、卒倒しそう。何ともことばにならない大臨場感にやられ、シャッター切りまくりです。
そして「一見は百聞にまさる」とはこのことです。マラソンはそれそのものが美しい。懸命に走っているランナーの表情と筋肉は文句なく「美」です。

<お台場パレットタウンまで応援者を無料搬送>
さてこのたびは、組合挙げての応援です。世に知れた東京観光屋形船は、東京マラソンも応援するし、「大災害(震災)時、都民の皆様にお役に立つ水辺の助っ人」となるべくその周知を兼ねて「海路、応援者の無料搬送」を実施。屋形船のメッカ浅草橋からゴール近くのお台場パレットタウンまで、10時より1時間ごとに計6回、屋形船を出しました。
事前の宣伝広報はWEBだけで、また予約制だったので「ほんとに利用されるの?」。
そこで当日、揃いの赤いジャケットを着て組合員一同沿道に出で、道行く応援者に熱く企図を説明しいの、すぐわきの出船桟橋までエスコートしいの。その甲斐あって100人乗りの屋形船はけっこうな応援者で賑わいました。
海路50分。屋形船に初めて乗ったというカップルは、「偶然とはいえこんなかたちで屋形船に乗れるとは! 水辺から見る東京って素敵ですね!!」。ありがとうございます。東京って、ホントは水路の都市なんです。江戸時代よりの水路が今でもそこここに残されており、人知れず緊急時の桟橋がやはりそこここに設置されていて、実は都心の奥の奥まで航行できたりするんです。まあ、かようなことどもを乗り合わせた方々に説明し、例えば震災時に都内の陸上交通がダメになっても、最後は水路と船があることをお伝えして、「その際は屋形船を思い起こして水辺に来てみて!」と。

<着船桟橋は風波で波ザブ!>
今般、屋形船での搬送で判ったことは、着船桟橋と風波の問題です。12時着のお台場パレットタウン桟橋はおおむね10m強の南風で雨風強く、海面はざぶざぶしていました。これ以上の風波ではこの桟橋は着船不能です。船が桟橋に当たって壊れてしまいます。荒れた日に安全確実にヒト、モノを搬送できる桟橋のセレクトも含め、課題がいくつか出てきました。

<災害時の支援活動と今後>
ところで、今般の当組合の搬送事案は、再々「東京災害時の指揮人員、罹災者、帰宅困難者への支援活動」の一環として実施しました。今回は東京マラソンもあって搬送の起点を屋形船のメッカ浅草橋とし、着点をゴールに近いお台場パレットタウンとしましたが、搬送に適した屋形船などの船舶は、浅草橋以外にもJR品川~品川掘り、JR浜松町小杉橋、JR田町の運河水路などに数多くあり、そこを起点としてお台場はもちろん、隅田川周辺と日本橋、葛西臨海部、羽田空港へと航行することも可能です。
私たちは今回のこの経験を生かし、自治体、地域コミュニティー、警察・消防等々と連絡連携を図 り、災害時の帰宅困難者等の問題も含め、どのように船を動かしたら効果的に効率的に役目を果たせるのかを具体的に考えて参ります。


屋形船ボランティアクルーズ
子供たちを乗せて 屋形船とクルーザーで東京港をクルージング
~東京・神奈川の特別支援学校4校に通う子供たちとPTA総勢270名が潮風に吹かれてボランティアクルーズを楽しみました~

災害時の指揮人員、被災者、帰宅困難者への支援
平成18年5月、東京都は、首都直下型地震が発生した場合、公共交通機関の運行停止により都内に滞留する帰宅困難者が約329万人発生すると発表しています。
 周知の通り、首都圏下には、東京都下あるいは他県からの就業者、通学者も多く、交通の寸断による混乱は必至です。
 屋形船には、厨房、トイレが設備されており、飲料水も確保され、収容人数も一隻あたり数10人から100人ほどとなっております。
 私ども屋形船東京都協同組合は、加盟する船宿の総屋形船数120隻を有し、その輸送力は、緊急時、お役に立てるものと自負しております。これらを使い、災害時帰宅困難者の「川渡し」のみならず、各行政機関(警察庁、消防庁等)の指揮人員の速やかな輸送や医療団体、ボランティア団体の搬送、あるいは、けが人や急病人の川沿いの病院への搬送等、また、その居住性をいかし、一時的な避難所としての利用も可能だと考えております。
 今後は、他の組合との連携を図り、東京都の要請があれば、災害訓練活動にも積極的に参加していくことを企図しております。
東京屋形船連合会 発足
<東京屋形船連合会とは>
私ども東京屋形船連合会は、都内隅田川、荒川および港湾地区に事業所を持つ35の船宿が属する屋形船東京都協同組合と、都内東部地区に主として旧江戸川沿いに事業所を持つ17の船宿が属する江戸屋形船組合とが、今後の東京観光の一端を担う旅客舟運活動する連合体とし2010年に発足いたしました。
<主な活動内容>
1)安全航行に関する情報の収集および訓練
2)連合組合員のための屋形船共同宣伝
3)連合組合員の事業に関する経営および技術の改善向上又事業に関する知識の普及
4)災害時の帰宅困難者および指揮系統の搬送(東京消防庁、日本赤十字等)
5)東京の観光施設の紹介

<東京屋形船連合会の概要>


江戸屋形船組合ホームページ
屋形船東京都協同組合ホームページ